エアサイクルの家エアサイクルの家

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エアサイクルの家

呼吸しながら温度と湿度を調節します

呼吸しながら温度と湿度を調節します
暮らしやすい家ってどんな家?

寒い冬の朝でも子供たちが裸足で駆け回り、吹き抜けのリビングに家族が集まってくる。うだるような夏の日も、エアコンに頼りっぱなしにならずに気持ちよく過ごせる…。そんな伸びやかな家づくりの夢を描くならば、間取りやインテリア以外にも気をつけるポイントがあります。

それは、家の中の「温度」や「湿度」を心地よく保つこと。夏は強い日射による暑さをやわらげ、冬は底冷えを感じさせないようなつくりにします。部屋がじめじめしないよう、湿度を低く保つようにします。目には見えないけれど、このような気配りをした家の心地良さは誰もが感じ取ることでしょう。

エアサイクルの家は1984年、そんな家づくりを目指して生まれました。仕組みは単純。建物のまわりをしっかり断熱し、壁の中などの空気が自由に動くようにしています。

断熱と空気の動きがもたらす快適環境

断熱と空気の動きがもたらす快適環境

ゆったりした吹き抜けのあるリビング。家族が集まる場所と子供部屋が一体になったワンルーム状の間取り。そんな家をつくろうとした時、ちょっぴり気になるのが冬の寒さやエアコン代ではないでしょうか。

エアサイクルの家が、なぜ暮らしやすいのか。それは、夏涼しく冬暖かい温熱環境を"家全体"にもたらすからです。部屋ごとの温度差が少なく、吹き抜けやワンルームのような大空間でも外気温の影響による温度変化を最少に抑えています。だから、むやみにエアコン代を食うこともありません。

ここで、家全体の温熱環境を整える仕組みをご説明しましょう。エアサイクルの家の秘訣は、「外張り断熱」と「空気を動かす仕組み」にあります。

外張り断熱とは、家の骨組みの外側を断熱材ですっぽりとくるみ込む方法です。断熱材によって夏は強い日射と熱い外気を、冬は冷え込んだ外気をそれぞれ遮断して、家の内部の温度を一定に保ちます。エアサイクル工法では、「エアサイクルボード」と呼ぶ断熱材を用いて、屋根や外壁を覆います。

もう1つ、エアサイクル工法で大切なのが空気を動かす仕組みです。

エアサイクル工法の壁の外張り断熱材にはダイヤ柄の溝があり、壁の内部でも空気が行き来するようになっています。また床下と小屋裏に開閉式の換気口を設けて、夏には手動スイッチで換気口を開けるようにしました。すると直射日光に照らされて熱くなった屋根裏の空気は上の換気口から逃げ、下の換気口から取り入れた外気や床下の空気など涼しい空気は上へ吸い上げられます。こうした空気の流れによって、屋根裏や壁の内部の熱がこもらないようにしているのです。

なお、この換気口は冬になると閉じるので外の冷たい空気は入ってきません。閉じ込められた空気は断熱材の役割を果たし、太陽の日射で得られた暖気を建物内にとどめます。

エアサイクルのしくみ
エアサイクルのしくみ
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乾燥しているから結露や劣化を防ぎます

乾燥しているから結露や劣化を防ぎます

冬、窓まわりがべったりと結露したり、ジメジメした押し入れの奥にカビが生えてきたり。日常の暮らしを悩ますこれらの症状は、湿度の高さが原因となります。

それでも目に見える場所に発生した結露やカビは、発見しやすいのが救いとも言えます。もっと深刻なのは、壁の内部や床下のような普段は見えない場所。壁の内部や床下で湿度が高いとその内部で発生した結露が原因で、柱や土台といった骨組みの木が腐朽やシロアリの被害に遭い、ひどい場合にはボロボロになってしまいます。しかも日常生活では見えないため、建物が危険な状態になっていても放置したままになりがちです。

エアサイクル工法が「空気の流れ」を重視するのは、木の劣化を防ぐため。壁の内部や床下の空気が自由に動くようにしているので、湿気は拡散して乾燥状態を保ちます。骨組みの木もシロアリや腐朽の被害を受けず、建物は長もちするのです。

床下の空気を動かす「コラムベース基礎」
床下の空気を動かす「コラムベース基礎」
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家全体が暖かく、カビ予防

家全体が暖かく、カビ予防

エアサイクルの家は、気持ちよいだけではなく、健康にとっても嬉しい点を備えているのが自慢です。

冬の住宅でよく危ないと言われることに、ヒートショックがあります。ヒートショックとは、たとえば夜、暖まったリビングから寒いお風呂やトイレへ移った時に体験する急激な温度変化。特にお年寄りの身体にかかる負担は無視できません。

その点、エアサイクルの家は家全体を断熱材で包み、しかも、少しでも温度差が生じると壁の中の空気が動いて全体を均一にしていこうとするので、場所によって温度に極端な差が生じません。人がいる部屋も廊下もある程度一定の気温を保ちますから、どなたでも安心して生活していただけます。

もう1つ最近気になるのは、カビやダニによるアレルギー性疾患です。

カビやダニは、湿度の高い場所を好みます。壁の中の通気性をきちんと確保せずに断熱性能だけを高めた家や、無防備な断熱施工を行った住宅では、結露が生じやすくなります。結露はカビの原因となり、カビはダニの栄養となってダニの増殖に結びついてしまいます。

【乾燥状態を保つ床下と壁内】
【乾燥状態を保つ床下と壁内】
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昔の知恵を現代にアレンジ

昔の知恵を現代にアレンジ

エアサイクルの家は、地球環境に配慮し、省エネルギーを考えたつくりになっています。

たとえば空気を流す仕組みには、自然の力を活用しています。夏、熱くなった屋根裏の空気を換気口から逃がし、床下の涼しい空気を壁内から屋根裏へと引き上げる動きは、熱い空気は上昇するという自然の原理を生かしたもの。機械や電気の力を借りていないので、余計なエネルギーを使いません。

また、エアサイクルで用いている機構はシンプルです。換気口を春に開いて、秋に閉じる。年に2回手動の動作を行うだけです。このように仕組みは単純であればあるほどメンテナンスいらずで、長もちもします。

できるだけ機械に頼らず、自然の力を生かそうとするエアサイクルの考え方には、昔の日本の家屋でつちかわれてきた知恵も反映されています。

かつて日本では、深い軒やひさしをもつ家が一般的でした。深い軒やひさしは、暑い夏に高い位置から照りつける強い日差しを遮り、涼しい陰を生み出します。また地面と建物の床面の間には、縁の下のような大きな隙間がありました。地面で冷やされた空気が床下空間を自由に行き来することで、建物の温度は下がり、床下も乾燥します。

ですからエアサイクルの家では、できるだけ大きな屋根をかけ、軒やひさしをつくるとともに、屋根でも熱をさえぎる工夫を取り入れています。また、床下にはコラムベース基礎工法を採用し、耐震性を確保しながらも束立工法のように通気性をしっかり確保します。このように昔の知恵を現代風にアレンジして、快適な家を目指します。

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エアサイクルの家はアカマ建設にお任せください!

アサイクルの家はアカマ建設にお任せください!

エアサイクルの家づくりは、北海道から鹿児島まで全国で385社(2010年1月1日現在)の工務店が手がけています。建てられたエアサイクルの家は、全国で30,000棟以上。エアサイクル工法が生まれた1980年代半ば以降、断熱・気密や省エネルギーに配慮した工法がたくさん登場してきたなかでも、私たちは老舗としての実績を重ねてきました。

エアサイクルの家をご覧いただくと、その多様さに気づかれることでしょう。

実はこうした点も、エアサイクルの家の大きな特徴の1つです。エアサイクルの仕組みはシンプルで、大掛かりな装置や特殊な機器を必要としません。そのため、同様の工法のなかでも設計や施工をする際の決まり事は少なくてすみます。

初期に完成したエアサイクルの家のなかには、リフォーム時期を迎えるところも出てきました。完成後20年以上たった壁や床下をはがしてみると、内部は乾燥を保ち、木も劣化していなかった…。そんな事例もいくつも確認できるようになっています。私たちが自信をもってお客さまにエアサイクルの家をお勧めしているのは、こうした実績の裏付けがあるからです。

施工事例
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